事業内容
鋼製地下タンク内面FRPライニング
近年危険物施設における地下タンク等は年々老朽化が進み、腐食貫通孔から危険物が周辺土壌や河川等に流出するなどの事故が増加しています。
既存の地下タンクに対して内面の腐食・防食措置として、FRPライニングの技術が実用化されていますが、その施工が不適切な場合にはかえって腐食を進行させ、また、この工事中に火災等を発生させるおそれがあることから平成19年2月27日に消防庁から既存の地下タンクの内面腐食・防食措置として施工するFRP内面ライニングについて「鋼製地下タンクの内面保護に係るFRP内面施工に関する指針」が示されました。
この指針を受け一般財団法人全国危険物安全協会により「鋼製地下タンクFRP内面ライニング施工事業者認定制度」が設けられました。
弊社は消防庁からの指針が示されるよりも早くFRPライニング施工を行っていましたが、事業者認定制度が制定されてからはこの認定を受け施工をおこなっております。
この認定により指針に従って施工されたタンクには適合証明書及びFRP内面ライニング施工済証が一般財団法人全国危険物安全協会より交付されます。
経年数の高い地下貯蔵タンクを延命します
現 状
- 近年、経年劣化または腐食における漏洩事故が増加傾向にあります。
- マンホールのない地下タンクは、腐食を確認できる目視検査を実施するのが困難です。
解決法
- 地下タンク内部FRPライニング施工は、地下タンクの腐食による漏洩の進行を止め、漏洩を未然に防ぐことができます。
(※ 既に漏洩が生じている地下タンクを修復するものではありません。)
特 長
- 安価な費用(タンク入替と比較)
- 工期の短縮(10KLタンク1基で約7日間程度)
- 仮設タンクなどを設置して施工することにより、営業を休まずタンクの延命が可能です。
- 20年以上の実績に基づいた技術で確実で安心な施工をお約束します。
- 腐食しない素材(FRP)
協会より認定されたFRPの材料を使用します。